脳内ギャラリー

〜 イツカホンモノガミタイ。〜

2016-01-01から1年間の記事一覧

富嶽三十六景②〜葛飾北斎〜

nounai-gallery.hatenablog.com からの続き。 「尾州不二見原」。 「尾州不二見原。びしゅうふじみがはら」。 本図に描かれる不二見原は、現在の愛知県名古屋市中区の富士見原あるいは伏見町とされています。 「桶屋の富士」とも呼ばれ、桶作りの職人が、一…

冨嶽三十六景①〜葛飾北斎〜

世界で一番有名な日本芸術家。 葛飾北斎(1760〜1849)は、江戸時代後期の浮世絵師です。 北斎さんは世界で大人気で、1998年に米国「ライフ」誌が企画した 「1000年間に偉大な業績をあげた世界の人物100人」では、 な、なんと、 86位! 順位ビミョー。。。と…

オフィーリア〜ジョン・エヴァレット・ミレイ〜

天才ミレイの「オフィーリア」。 ウイリアム・シェイクスピアの戯曲「ハムレット」より。 死にゆくオフィーリアを描いた作品。 76.2cm×111.8cm、テート・ブリテン(ロンドン)所蔵。 作者はイギリス出身のジョン・エヴァレット・ミレイ(1829〜1896)。 史上…

身近なものの美しさを極限まで表現した『動植綵絵』〜伊藤若冲〜

動植綵絵・どうしょくさいえ。 1757(宝暦7)〜1766(明治3)年頃に制作された伊藤若冲の代表作の一つ。 各141.8〜142.9cm×79.0〜79.8cm 30幅。三の丸尚蔵館蔵。 「芍薬群蝶図・しゃくやく・ぐんちょうず」 「雪中鴛鴦図・せっちゅう おしどりず」 「群鶏図…

真珠の耳飾りの少女〜ヨハネス・フェルメール〜

「北欧のモナリザ」 日本でも大人気のフェルメール。その中でも人気の「真珠の耳飾りの少女 (1665頃)」です。 口元に微かな笑みを浮かべるように見えることから、「北欧のモナリザ」と言われてるそうです。 この作品のモデルは未だ不明ですが、潤んだ瞳、健…

『楓図』『桜図』〜長谷川等伯、息子久蔵との最初で最後の大仕事〜

上、等伯筆『楓図』。下、久蔵筆『桜図』。 1952(文禄元)年頃。智積院蔵。 他にも数作品ありますが、この二枚が有名。 どれもこれも国宝です。 地方絵師、中央へ。 長谷川等伯は、1539年、能戸国七尾 ( 現在の石川県七尾市 ) の武士の家に生まれ、幼少期に染…

モナ・リザ ①〜ルーヴル美術館〜

やっぱり1番最初に見てみたいのはこちら。 世界で最も有名な肖像画の「モナ・リザ」1503〜1507頃制作。 掘り下げると大変なことになるので少しずつまとめていこうかなと思います。 作者も超有名。 イタリアのルネサンス期代表「万能の天才」レオナルド・ダ…

ワスレカケテタキモチ。

子供の頃から絵を描くことや何かを作ることが大好きでした。 中学も美術部、高校も美術系、大学も美術系、ずーっとずーっと美術に関わっていたのに、就職先は全く関係のない仕事。 美術から初めて離れた時間でした。 それでも今まで知らなかった世界が開けて…